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野球

ウィル・アイアトンの経歴は?優秀でマエケン通訳からドジャース職員に転身

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大リーグドジャースの大谷翔平選手を語るうえで、常に隣にいた通訳の水原一平さん。大変残念なことに、シーズン開幕戦直後にドジャースから解雇されたことが、報道されました。

ドジャースには、もう一人今季日本から加入した、山本由伸選手がいます。

そのため、山本由伸選手の専属通訳である、園田芳大さんが大谷翔平選手の通訳を兼ねる可能性もありました。

しかし、ドジャースはすでにベンチ入りをしているウィル・アイアトン氏が、代理通訳を務めることを発表しました。

この記事では、大谷翔平選手の代理通訳を務める、ウィル・アイアトン氏の経歴と、通訳からドジャースにとって欠かせない存在になった経緯を紹介します。

 

ウィル・アイアトンの経歴

そもそも、ウィル・アイアトンって誰?

ということで、簡単な経歴を2015年、ご本人が石井一久氏のYouTubeに出演した際に、語っています。とにかく文武両道の優秀な人です。

 

ポイント

2007年6月 ハワイ州ミッド・パシフィック高校卒業

2008-2012年 大学生時代の夏休みは、ロサンゼルスやアイダホ州のサマー・ベイスボール・リーグに参加

2011年4月 トップ・アカデミック・アスリート賞を受賞

2012年4月 コリス・スチーア賞を受賞

2012年5月 メンロー大学卒業生の中での最優秀賞を受賞(成績GPA3.91 国際ビジネス専攻)

2012年12月 IBAF 2012アジア・カップ フィリピン代表として出場

2012年 WBCフィリピン代表

2013年2~9月 テキサス・レンジャースとマイナー契約・シングルAのビデオコーディネーターも兼任

2014年2月~4月 田中将大選手のニューヨークタイムスの記事 ”A Passion to Pitch” の通訳とアシスタント。ピューリッツァー賞受賞のバリー・ベーラックの元で働く

2015年 よしもとクリエイティブ・エージェンシー入社

2016年~2018年 前田健太選手通訳

日系人のお父さん、フィリピン出身のお母さんの間に生まれた、ウィルは東京で15歳まで暮らしていたそうです。だから、日本語も英語も問題なくできるバイリンガル。ということに、加えて、日本で育ったために野球が1番人気のスポーツだったので、プロ野球選手になりたかったみたいです。

 

ウィル・アイアトンのドジャース職員の仕事は?

前田健太選手の通訳後、ドジャースの運営に興味をもったウィルは、そのまま球団の職員として、順調にキャリアアップしていきます。

 

2019年 ドジャーズの3A傘下球団の育成コーチ・一塁コーチ

2020-2021年 LAに戻り、パフォーマンス・オペレーション・コーディネーターに昇格

2022年- パフォーマンス・オペレーション・マネージャー

2019年からはオクラホマシティにあるドジャーズの3A傘下球団の育成コーチに就任。一塁コーチも務めました。その後、2020年以降は、LAに戻りメジャーリーグのチームのデータ分析を担当しています。オフシーズンには、データ分析だけでなく、スカウティングもこなしています。

引用:JANM

 

現職は「パフォーマンス・オペレーション・マネージャー」。実はこれ、フリードマン氏がウィルのために特別に創設した役職です。

フリードマン氏は、ドジャースの編成本部長。大谷翔平選手が入団会見をした際にもいた方で、大谷選手が絶大な信頼をしている人物です。

そのやり手のフリードマン氏からも、「ウィル・ザ・スリル」 “The Thrill”というニックネームをつけられるほどに。8年前は通訳だったにも関わらす、今ではドジャース球団にとって欠かせない一員になっています。

引用:Number

2024年で、ドジャース入団9年目のウィル。優秀すぎて、現職に通訳という役割も増えましたが、きっと問題なく活躍してくれそうです。

 

マエケン通訳時のウィル

ここまでで、ウィルがとても優秀な人材ということがわかったと思います。しかし、ウィルは優秀なだけでなく、「愛されキャラ」でもあるんです!

現デトロイト・タイガース所属の前田健太選手が、ドジャースにいたころを覚えていますか?前田健太選手のインスタに、たびたび登場していた、「ウィリー」。前田健太選手にはウィリーって呼ばれていたんですね。日本でもたびたび話題になったので、覚えている人もいるかもしれません。多分、これをみれば思い出してくれる人も多いと思います。

 

「ウィリーを驚かすシリーズ」といって、ドッキリをしかけていました。

そして、有名なウィリーのデッドリフトチャレンジ!

こんなに、チームに愛されている人っています?本当に、愛さずにはいられないキャラ!

このときの職種は「通訳」ですが、どうみてもチームの一員ですよね。

大谷翔平選手の通訳を兼任するなら、大谷翔平選手のインスタにもこんな感じで登場するのでは?と少し期待してしまいます。

 

まとめ

大谷翔平選手の代理通訳を務めるウィル・アイアトン氏の経歴について、通訳からドジャースに欠かせない一員となった経緯をご紹介しました。ウィルはすでに、前田健太選手の通訳をしていた際に、前田健太選手の家族のサポートもしていました。この度も大谷翔平選手の、奥さん田中真美子さんのサポートもする可能性もありますね。

シーズン開幕したばかり、ウィルが今後大谷翔平選手の通訳と現職を兼任するのは難しい気がします。しかし、チームのために大谷翔平選手のサポートをしてくれる、と期待しています。

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