※アフィリエイト広告を利用しています

ボクシング

3分でわかる!バンタムとスーパーバンタムの体重差【 井上vsフルトンはどう影響?】

広告

2023年7月25日にスーパーバンタム級のタイトルマッチに挑戦する井上尚弥選手。5月に予定されていた試合が、いよいよ7月25日に開催されます。果たして日本人2人目となる4階級制覇はできるのでしょうか。この記事では、バンタム級とスーパーバンタム級の違い、体重範囲、体重差が与える影響、トレーニングと管理と選手の健康を説明します。

ボクシングは、体重によって細かくクラス分けされています。バンタム級は体重が53.525kg(118ポンド)以下の選手が対象。スーパーバンタム級はそれを超える体重、55.225㎏(122ポンド)以下の選手が対象です。ただし、WBA・WBCはスーパーバンタム級/IBF・WBOはジュニアライト級と名称が違います。これらの階級は、選手の体格やパワー、スピードなどを均等にするために設けられています。

 

バンタム級とスーパーバンタム級:体重範囲

バンタム級とスーパーバンタム級の体重範囲は、それぞれ53.525kg以下と55.225kg以下と定められています。体重制限は、選手間の公平性を保つために設けられました。体重が重い選手は、一般的にパワーが強くなる傾向があるからです。そのため、体重制限により、選手間のパワーバランスを保つことが可能になりました。体重制限は、時代とともに変化してきました。初期のボクシングでは、体重制限は設けられていませんでしたが、公平性を保つために次第に導入され、現在のような細かい体重クラスに分けられるようになりました。

体重差が競技の戦略や戦術に与える影響

体重差は、戦略や戦術に大きな影響を与えます。体重が重い選手はパワーが強く、体重が軽い選手はスピードが速い傾向があるからです。そのため、自分の体重クラスに合った戦略を立てることが重要です。また、体重差は対戦相手の選び方にも影響を与えます。自分より体重が重い選手と対戦する場合、パワーを上回るための戦略が必要となります。2023年7月25日にスーパーバンタム級のタイトルマッチに挑戦する井上尚弥選手。井上選手は、フライ級112lbs50.90kg、スーパーフライ級115lbs52.27kg、バンタム級53.525キログラム(118ポンド)の王者になったことがあります。

試合までまだ1週間以上ありますが、現在の井上選手の身体はすでにバッキバキです。この身体ならスピードは問題なさそうに見えます。 スーパーバンタム級は55.23㎏(122ポンド)。フライ級と比べると4.33kgも違います。このため、フルトン選手相手に、今までの井上選手のスピードとパワーが通じるか、勝利へのポイントとなっていると言われています。

 

トレーニングと管理

体重制限を達成するためには、適切なトレーニングと栄養管理が必要です。トレーニングは、体重を減らすだけでなく、筋力を維持するためにも重要です。栄養管理は、体重コントロールだけでなく、選手のパフォーマンスを最大限に引き出すためにも重要です。減量がうまくいった選手ほど、試合当日のパフォーマンスがいいとも言われます。最近では、試合前日の計量で体重超過する選手がボクシングだけでなく総合格闘技で多くなっています。7月25日の井上選手 vs. フルトン選手も両選手が計量をクリアしてくれることを祈りたいです。

 

体重制限と選手の健康

体重制限は、選手の健康にも影響を与えます。過度のダイエットや水分制限は、選手の体調を崩す可能性があります。そのため、適切な体重管理とケアが必要です。選手の健康を維持するためには、適切な食事、水分補給、休息が必要です。また、トレーニングも適度に行い、過度な負荷を避けることが重要。最近は水抜きで試合前に急激に減量する選手が多いですが、元K-1選手の魔裟斗さんはYouTubeで”血液がドロドロになる”と言っていました。

 

まとめ

バンタム級とスーパーバンタム級の体重さは1.7kg(4ポンド)。この1.7kgの差が選手の体格やパワー、スピードが井上選手とフルトン選手の試合にどう影響するのか。井上選手を有利と考えている関係者は井上選手のパワーとスピードが階級をあげても通用とするとしています。一方フルトン選手が有利と言う関係者は井上選手より勝る体格とリーチの長さがポイントになるとのこと。どのような試合展開になるか、世紀の一戦まであと9日!

 

広告

-ボクシング