6月13日に東京・後楽園ホールで行われたプロボクシングWBO世界女子スーパーフライ級タイトルマッチで、わずか63秒で初防衛に成功したことで注目を集めた晝田(ひるた)瑞希選手。
ピンク色の髪の毛とファッショナブルなコスチュームがトレードマークのボクサーですが、その強さ、王者までの道のりはどうだったのか、紹介していきます。
取り急ぎご報告!
初防衛、1RTKO勝ちしました✌️❤️
いつも支えてくださる皆さん、私に関わってくださる皆さんのおかげです!沢山の応援本当にありがとうございました!
でもまだまだ満足したくない🔥私はもっともっと強くなれる!もっともっと強くなる!
応援してくれるみんな、本当にらぶだよ😘感謝🫶 pic.twitter.com/Sw14KctUJ6— 晝田瑞希 MizukiHiruta (@mizukihiruta33) June 13, 2023
晝田瑞希選手のプロフィール
晝田瑞希選手は、現在注目を集める女子プロボクサーです。
岡山県岡山市出身、1996年生まれで、高校時代にボクシングに出会い、その才能を開花させました。
2021年にプロデビューを果たし、現在は世界戦王者初防衛に成功し、ボクシング界のヒロインとして注目を浴びています。
アマチュア時代
晝田瑞希がボクシング始めたのは、高校時代のことです。
その後は自衛隊体育学校に所属し、東京オリンピック出場を目指していましたが、2019年の東京五輪アジア・オセアニア予選で出場権を試合でのちに東京オリンピックで金メダルを獲得した入江聖奈選手に敗れ、目標としていた東京オリンピックへの道が断たれました。
この敗戦がきっかけになり、世界王者になることを新たな目標にしプロへの道を歩むことになります。
アマチュア時代は、全日本女子選手権や台北市カップ国際トーナメント、世界選手権出場を含め、通算成績45戦29勝16敗でした。
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プロ転向後
2021年5月にプロテスト合格後、10月にプロデビューを果たしました。
プロデビュー戦で見事勝利をおさめています。
翌年2022年の9月にはプロ3戦目で、初のタイトル挑戦で判定勝利で初タイトルを獲得しました。
そのわずか3か月後には世界王座への挑戦で、WBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦で全日本バンタム級王者の谷山佳菜子選手と対戦し、判定勝利で見事世界王座獲得。プロ4戦目での世界王座獲得は日本人最速記録です。
初防衛
2023年6月に行われたWBO世界女子スーパーフライ級の初防衛戦では、元WBO女子アジア太平洋フライ級王者のケーシー・モートン選手とわずか1回、63秒でのTKO勝利で初防衛に成功しました。
プロ転向後は5戦5勝1TKOと圧倒的な強さを誇っています。
今後の活躍
目標としていいたオリンピック出場が叶わず、ツライ思いを経験した晝田選手ですが、プロ転向後の強さと活躍は素晴らしく今後の活躍も注目したいですね。
初防衛戦前も単身で、3週間ほど米国カリフォルニア州で海外選手とスパーリングの練習をしていたみたいなので、海外戦や統一戦も今後は視野に入っているみたいです。
これからの大舞台でも活躍が楽しみですね。