開幕戦から2試合連続ホームランで、新人ルーキーとしての記録を作った、横浜DeNAの度会隆輝選手。出身は千葉県ですが、高校時代は横浜高校で野球をしていました。横浜高校といえば、高校野球の名門校。横浜高校出身者には、多数のプロ野球選手がいます。
度会隆輝選手が、高校3年生の際にはコロナ禍で春と夏の甲子園は開催されませんでした。そのときの、度会隆輝選手の横浜高校同級生たちは今どうしているのか、気になりませんか?この記事では、度会隆輝選手の横浜高校同級生の今を紹介します。
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度会隆輝の横浜高校同級生で、プロになったのは?
2024年、度会隆輝の横浜高校同級生でプロ選手になったのは、度会隆輝選手のほか、3名です。
ジャイアンツ 木下 幹也 投手 横浜DeNA 松本 隆之介 投手 中日ドラゴンズ 津田 啓史 内野手
木下幹也投手と松本隆之介投手は、高卒でプロ選手になりました。津田啓史内野手は、度会隆輝選手と同じ、社会人を経て2023年度のドラフトで、2024年がプロ1年目です。
度会隆輝の横浜高校時代最後の大会メンバー
度会隆輝選手は、横浜高校時代の2018年夏・2019年春に甲子園に出場しています。しかし、2020年はコロナ禍で甲子園開催が見送られました。その代わりとして、開催された神奈川県高等学校野球大会選手権代替大会。度会隆輝選手の横浜高校同級生と、挑んだ高校時代最後の大会は準々決勝で三浦学苑に敗れました。
その神奈川県高等学校野球大会選手権代替大会準々決勝、三浦学苑戦のスタメン9名と各選手の卒業後の進路は、こちらです。
打順 | 守備 | 名前 | 進路 |
1 | 中 | 庄子 雄大 | 神奈川大 |
2 | 三 | 鬼頭 勇気 | 立教大 |
3 | 二 | 度会 隆輝 | ENEOS-横浜DeNA |
4 | 遊 | 津田 啓史 | 三菱重工East-中日 |
5 | 一 | 塚田 陸翔 | 不明 |
6 | 左 | 冨田 進悟 | 國學院大 |
7 | 右 | 大手 晴 | 青山学院大 |
8 | 捕 | 小島 歩空 | 不明 |
9 | 投 | 松本 隆之介 | 横浜DeNA |
引用:球歴
スタメンナインのうち、大学に進学したのが4人。プロになったのが、1人。社会人が2人。進路不明が2人でした。
この試合にベンチ入りしていたメンバーの1人、木下幹也投手も高卒プロになりました。
度会隆輝の横浜高校同級生の今
度会隆輝選手の横浜高校同級生の中には、高卒でプロ契約を結んだ選手もいました。しかし、度会隆輝選手のように社会人野球に進んだ選手や大学で野球を続けた選手もいます。
度会隆輝の横浜高校同級生で大学進学した人は?
高校時代に2番サードだった、鬼頭勇気内野手は立教大でいまも野球を続けています。公式戦通算13安打を今のところ記録。
庄子雄大外野手は神奈川大に進学し、主に1番打者で出場しています。3年生春のリーグ戦では、打率.362と活躍。秋のリーグ戦でも打率.372を記録しています。
冨田進悟内野手は國學院大で、2023年秋からスタメンで出場する機会増えてきています。
高校時代は控えのことが多かった、加藤勇成外野手は鶴見大に進学してから、神奈川大リーフ二部で3本塁打を記録しています。
引用:高校野球ドットコム
大学進学後も、さすが横浜高校出身というだけあって、みなさん活躍していますね。
度会隆輝の横浜高校同級生でプロ選手は3人
2024年段階で、プロ選手のうち、木下幹也選手、松本隆之介選手、度会隆輝選手は、高校時代に横浜高校トリオと言われていました。
3人とも、高校生のうちからプロ選手を目指して練習に取り組んでいた様子が当時の雑誌のインタビュー記事からもわかります。
「プロに入ることが目標ではありません。超一流と呼ばれる打者になることが目標です」(度会)
「早いうちに一軍に行って長く活躍する日本を代表する投手になり、チャンスがあればさらに大きな舞台でもプレーしたいです」(木下)
「DeNAの今永(昇太)投手のようにマウンドでも第三者の目線で見る冷静な精神面と、ヤンキースのチャップマン投手のように速い球で圧倒する投球を目指しています」(松本)
引用:Number
そして、このトリオの3人が高卒プロを目指して2020年度のドラフトのため、プロ志望届を提出。そのうち、指名を受けた木下幹也選手と松本隆之介選手が、プロに。残念ながら、度会隆輝選手は当時指名漏れになりました。
引用:横浜高校
【巨人】木下 幹也(もとや)投手
2020年度のドラフトで育成4位指名で、高卒プロで巨人に入団した木下幹也選手。
2023年シーズンは三軍の登板が中心で、二軍は1試合のみ登板。プロ4年目になりますが、なかなか1軍への道は、今のところ開けていないようです。
出典:GIANTS
【横浜DeNA】松木 隆之介投手
松木隆之介投手(DeNA)2020年ドラフトDeNA3位指名。
2023年シーズン二軍で9試合登板、14階20奪三振、防御率1.29
高校時代から6キロ増でサイズアップ、今季は一軍初登板も期待できるプロ4年目。入団してから故障による手術などもあり、一次は育成に。2023年春に支配下契約になった、大型左腕。
出典:横浜DeNA
「松本とは常に連絡をとっていて、時間がある時は食事に行ったりして、プロ野球のことやベイスターズのことを聞いていました。ドラフトで指名された時も『めちゃくちゃうれしい!』ってLINEをくれて、すごく喜んでくれたんです。僕が言うのもなんですけど松本はポテンシャルの化け物ですし、高校を卒業した時よりもはるかに身体が大きくなっていました。仲のいい松本と一緒に野球ができるのは、モチベーションにもなりますし、ふたりでチームを優勝に導けるような活躍ができたら、お互い一番幸せだと思います」
引用:Web Sportiva
度会隆輝選手と、高校卒業も仲が良かった松本隆之介選手とは、なんとチームメイトに。インタビューにもあるように、度会隆輝選手と松本隆之介選手で横浜DeNAを優勝に導けるようになれば、ファンもきっと喜ぶと思います。また、高校時代のようにプロでも目指すところが一緒というのは、度会隆輝選手にとっても心強い。
【中日ドラゴンズ】津田 啓史内野手
度会隆輝選手と同じく、高校卒業後社会人を経て2023年度のドラフトで中日ドラゴンズに入団した、津田啓史選手。2021年に三菱重工East入社し1年目から、1・2番でショートのレギュラーになり、2023年度のドラフト2位。
出典:中日ドラゴンズ
横浜高校で二遊間を組み、ともに社会人野球からドラフト上位でプロ入りした気になる存在だ。
「別件ですが今日も電話して、(練習試合)一発目やねと。意識はしてます」。
引用:西スポ
開幕戦では、残念ながらスタメンならず。まだ試合出場機会は訪れていませんが、まだシーズンは始まったばかりなので、これからに注目です。
まとめ
2024年度シーズンでは、度会隆輝の横浜高校同級生は、プロ選手が3人。大学で野球を続けている選手の中でも4人。
ジャイアンツ 木下 幹也 投手
横浜DeNA 松本 隆之介 投手
中日ドラゴンズ 津田 啓史 内野手
立教大 鬼頭 勇気 内野手
神奈川大 庄子 雄大 外野手
國學院大 冨田 進悟 内野手
鶴見大 加藤 勇成 外野手
それぞれの大学のリーグで今後活躍できそうです。また、この4人の中から大学卒業後にプロ選手が誕生するのか?楽しみです。
度会隆輝選手も含め、2020年度の横浜高校同級生の中から、将来の侍ジャパンが誕生するかもしれないですね。