K-1 総合格闘技

「武尊」とは?キックボクシング界のスーパースターに迫る

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1週間後の6月24日(土)に1年ぶりの復帰戦を戦う、キックボクシング界を代表するスーパースター、武尊(たける)選手。

日本では圧倒的な知名度ですが、まだ武尊選手を知らない、けれど恥ずかしくて聞けない人に、この記事では武尊選手についてご紹介します。

 

武尊選手は、キックボクシング界で輝かしいキャリアを持つスーパースターです。

武尊と書いて、たけると読みます。本名の世川武尊なので苗字は使わず名前だけで、活動しています。

武尊選手は、日本国内外で数々のタイトルを獲得し、戦績や試合スタイルから、キックボクシング界の頂点に君臨する存在となっています。

その圧倒的な戦闘力と魅力的なパフォーマンスは、一度見たら忘れられないものです。

 

経歴と輝かしい戦績

武尊選手は小学校二年生のころにK-1選手に憧れて空手を始めました。

その後、タイに単身武者修行に行き、アマチュア大会で経験を積みました。

2009年にはK-1甲子園に出場するも、関西地区予選の2回戦で敗退。その悔しさを無駄にせず、2010年に「チームドラゴン」に入門、2011年9月にKrush.12でプロデビューしました。

2015年4月に初代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級、2016年11月に初代K-1 WORLD GPフェザー級王者王座決定トーナメントを制し、二階級制覇をしました。

さらに2018年には第4代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者になり、前人未踏のK-1史上初三階級制を成し遂げる、K-1の歴史に名前を刻む戦績を残しています。

獲得タイトル

第4代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者

初代K-1 WORLD GPフェザー級王者

初代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者

K-1公式サイト選手ページ

 

戦績は42戦 40勝(24KO) 2敗 0分と、勝利の半分以上はKO勝ちしていることからも武尊選手の攻撃的なスタイルがわかりますね。

 

闘志溢れる戦いスタイルと独自のテクニック

武尊選手のスタイルはオーソドックスで、常に闘志にあふれ、スピードとパワーを兼ね備えています。

とにかくアグレッシブ、闘争本能むき出しのファイトスタイルで有名す。

試合ではKO勝利することが多く、別名“ナチュラル・ボーン・クラッシャー”とも呼ばれています。

相手の攻撃に対しても臆することなく、自身のテクニックを駆使して応戦します。

武尊選手は独自のテクニックを持ち、素早いキックやパンチの連携、的確なカウンター攻撃などで相手を圧倒するので、武尊選手の戦いは常に観客を熱狂させ、感動を与えます。

攻撃的なスタイルは、相手のダウンを摂ることが多く、ルールを知らない人が試合を観ていても、どちらが強いか分かりやすいです。

そのため、キックボクシングを観たことがない人でも武尊選手の戦いぶりは、キックボクシングの魅力を存分に味わえます。

 

 

復帰戦に対するファンの期待と注目度

6月24日の武尊選手の復帰戦には多くのファンの期待と注目が集まっています。

約1年のブランクを経ての復帰戦は、フランス・パリで行われるムエタイグランプリ(MTGP)& ISKA WORLD TITLE ’IMPACT’

対戦相手はベイリー・サグデン選手です。

武尊選手はMTGPに登場する最初の日本人キックボクサーになります。

MTGPとしても、史上最大のファイトカードとイベントを開催することになり、パリの8000人収容できる会場は世界中からの注目を集めるはずです。

ブランクを経ての武尊選手の復帰はキックボクシング界にとって重要な節目であり、彼の復活を待ち望む声が広がっています。

ファンは彼の闘志溢れる姿を再び見ることに胸躍らせています。

 

 

 

ブランクを経て復帰を果たす理由と背景

2022年06月27日、都内で記者会見では、K-1のベルトを返上することと、格闘家として休養することを発表しました。
ケガやパニック障害とうつ病の精神障害があることなどを理由として挙げていました。

今回、格闘家としての休養からの復帰ということで、不安もありそうな中で、ABEMAとPPV専属契約やONE Chapmpionshipのと独占試合契約など、新たな挑戦もしています。

自身のキャリアを見つめ直し、より高みを目指すための成長や挑戦の意志が込められており、その背景には多くの努力と決意があったのはないでしょうか。

 

復帰戦の見どころと予想される試合展開

武尊選手の復帰戦には多くの見どころがあります。

まず、武尊選手のブランクを経ての戦いぶりはどうなるのか、その実力やテクニックの健在さが注目されます。

対戦相手のベイリー・サグデン選手はISKA世界スーパー・ライト級王者で、武尊選手と同じアグレッシブなスタイルを得意とする選手。

武尊選手との戦いはまだ25歳の若手vsベテランの一戦として観ても興味深いです。

対戦相手との戦い方や戦術に注目しながら、武尊選手がどのように試合に臨むのか期待が高まっています。

復帰戦における意気込みと心境の変化

武尊選手は復帰戦に向けて強い意気込みを持っています。

ブランクを経ての戦いであり、自身の実力や存在感を証明したいという思いがあります。

SNSにアップされる練習動画などをみても、武尊選手がさらに成長し、より強くなったという変化が見られます。

今回、海外試合で、生中継はABEMAとのPPV(ペイパービュー)専属契約を締結しています。

今後の武尊選手の試合の生中継は、ABEMAでのみ視聴可能となり、

「現役を続けていく上でモチベーションにもなる」

 

と記者会見で語っています。

スポニチアネックス

 

復帰戦を通じて見える今後のキャリアの展望

武尊選手の復帰戦は今後のキャリアに大きな影響を与えるでしょう。

勝利や戦いぶりによっては、評価や地位はさらに高まる可能性がありますし、逆の評価になることも考えられます。

復帰戦を通じて武尊選手が示すパフォーマンスやビジネスモデルは、キックボクシング界全体にも大きな影響を与えるはずです。

まだ世界的には決して知名度があるとは言えない日本人選手のこれから世界へ向けた挑戦や、試合のPPV売上金からの報奨金というビジネスモデルの発展にも、武尊選手の戦いが新たな時代を切り開くきっかけとなることを期待しています。

 

まとめ

「再起」を誓う戦いに挑む武尊選手。

異国の地、フランスでの試合の生中継はABEMAのみです。

武尊選手の「復活」する瞬間をぜひ応援しましょう。

 



 

 

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