メジャーリーグ、カブスの今永昇太投手の快進撃が止まりません!
メジャーデビューから5勝目、まだ無敗で、防御率0.78は現在MLB全体1位。
このままいけば、その年最も活躍した投手が選ばれる「サイ・ヤング賞」の候補になるのではないか?と期待してしまいます。
今永昇太投手が活躍すると、SNSで「今永先生」とよばれていますが、なぜか?その理由を説明します。
Contents
今永昇太は「投げる哲学者」だから先生!
今永昇太投手が「先生」とよばれるのは、「投げる哲学者」だからです。
今永昇太投手はプロ野球デビュー後、ヒーローインタビューや取材で特徴的な言い回しをしていました。そのため、ファンやマスコミから「投げる哲学者」と呼ばれるようになりました。
自分を客観的に分析し、独特の理論で方策を導き出す。「投げる哲学者」と呼ばれる左腕の思考力は、この頃から培われていった。
引用:Number
プロになってから発言などが注目されるようになりました。
しかし、まだ無名の高校時代から、自分を客観的に見つめて、自分ならではの考え方で問題を解決できる思考力を鍛えていました。
高校時代の監督だった井上村勝也さんは、NHKのインタビューで
ーそうだったんですか!高校時代からいろんなことにこだわっていた?
そうですね、自分のルーティーンや考えがありました。でも柔軟性もあるので、アドバイスも一度自分の中で受け入れて、合わなかったら外すというタイプの選手でしたね。メジャーでも海外で感じることや吸収したものをパフォーマンスに生かしているんじゃないかなあと。柔軟にできる選手なので、違う土地でも活躍できているのかなと思います。
今永昇太「投げる哲学者」名言10選
ここからは、今永昇太投手の「投げる哲学者」名言10選を紹介します。
今永昇太投手 名言10選
1.「そうですね、スパイダーマンのホテルの景色は見覚えがありました」
2.「もしこれを船出と例えるなら、まだ船からロープを外しただけというか。まだこれから百五十何試合ある。まだそんな気持ち」
3.「右の強打者の内角へ逃げないで投げることが勝利への近道」
4.「負けた投手は何も残らない」
5.「三振を取れる投手ではなく、勝てる投手がいい投手。力のない人間は練習するしかない」
6.「勝つか負けるかを運と言っているようではその先の成長はない」
7.「一つ一つのボールに意味がある。説明できる球を投げることが4勝目に近づく」
8.「後半戦の1勝は前半戦の1勝とは価値が違う。後半戦の1敗は前半戦の1敗と重みが違う」
9.「ルーキーだけど、責任から逃げないように自分にプレッシャーを与えたい」
10.「雨と勝負しないでヤクルト打線と勝負できました」
引用:サンスポ
名言の中で、メジャーリーグ移籍後に注目された2つを紹介します。
スパイダーマンのホテルの景色は見覚えがありました
今永昇太投手の試合後のインタビュー
記者
「初めてニューヨークで投球してみてどうでしたか?」今永翔太
「そうですね、スパイダーマンのホテルの景色は見覚えがありました」さすが今永先生😂#今永昇太 #baystars https://t.co/OaId1gUC53
— ヒトトノヤ / MLB日本人選手速報⚾️ (@hitotonoya1_00) May 2, 2024
メジャーデビュー5勝目。
敵地ニューヨークで初登板した後のインタビューで、とてもユニークな返答。
この回答に、アメリカのファンもすっかり「今永先生」の魅力にハマってしまった人が続出しました。
Alright, it’s officially time to add an Imanaga jersey to my collection
— KB (@bizzo59) May 2, 2024
「いよいよ今永のユニフォームをコレクションに加える時が来たな」
Should we build the statue now or wait a few days? I’m ready right now.
— Lenny Arquilla (@LennyArquilla) May 2, 2024
「今すぐ銅像を建てるべきかな?それとも数日待つべき?俺は今すぐ準備ができてる。」
Did he actually say that???? 😆😆
— LadyBird78 (@Bird78Lady) May 2, 2024
「本当にそんなこと言ったの????」
と、インタビューのコメント欄が盛り上がっていました。
もしこれを船出と例えるなら
メジャーデビュー戦試合後の、素晴らしいピッチングについてのコメントでは
「もしこれを船出と例えるなら、まだ船からロープを外しただけというか。まだこれから百五十何試合ある。まだそんな気持ち」
引用:スポーツ報知
そうですよね、1試合でこれから先何が起こるか分からないですよね。
今永昇太「投げる哲学者」のエピソード
DeNAの上茶谷投手が、現代ビジネスの記事で、今永昇太投手の忘れられない、2019年シーズン終盤のエピソードを語っていました。
9月19日の広島戦で、今永昇太投手は4回1/3を投げて7失点。当時新人だった、上茶谷投手は「さすがの今永さんも落ち込んでいるに違いないと考え、降板してきた左腕と距離を置いていた。」
しかし、今永昇太投手はいつもと変わらず冗談を言うくらい、明るかったそうです。
さらに、0-7で負けていた試合ですが、延長11回にサヨナラ勝ち。その際に、今永昇太投手が
「俺の7失点のおかげっしょ!」
「投げる哲学者」とよばれるだけあって、7失点のおかげで大逆転勝利につながったと、解釈できそうな仰天エピソードです。
今永昇太の両親、兄も先生!
今永昇太投手は「投げる哲学者」だから、先生とよばれていますが、実は今永昇太選手の両親と兄も、先生です。
父親は元中学校の校長先生。母親は元音楽教師でした。
今永昇太選手の5歳年上兄、は北九州市で小学校の教師をしています。
もしかすると、家族の影響が特徴的な発言や名言に関係しているのかもしれません。
まとめ
メジャーリーグカブスの今永昇太はなぜ先生とよばれているのか?
ポイント
それは「投げる哲学者」だから
特徴的な発言や考え方のため、「今永先生」とファンやマスコミに呼ばれるようになりました。
まだシーズン序盤ですが、サイ・ヤング賞の可能性もあります。
さらに日本人投手として、メジャーデビュー6連勝もあるかも?今永昇太投手の今後の活躍から目が離せません。
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