2023年末にRIZINバンタム級王者になった朝倉海選手。2024年、総合格闘技の世界最大団体【UFC】へ挑戦したいと発言していました。階級はまだ未定ですが、ファンの間ではバンタム級での活躍を望む声が多いです。
朝倉海選手は2024年2月20日に渡米。アメリカでトレーニングをすること、さらに具体的な契約の話もすでに受けていることをYouTubeで発信。近く【UFC】と契約する見込みです。
この記事では、朝倉海選手がUFCに参戦する場合、階級をバンタム級と予想。その対戦相手になる可能性のある選手を戦績などから、3名リストアップしました。
Contents
朝倉海UFC階級はバンダム級?
2024年1月に
【UFC】のベルトが欲しい
と、発言していた朝倉海選手。
2月のRIZINアンバサダーのくるみさんとの動画で、【UFC】の階級は ”多分、フライ級”と言っていました。
しかし、『RIZINバンタム級王者』という看板を背負っているので、階級を下げることはない気もします。RIZINではバンタム級で勝負していた、朝倉海選手。
「今オマリーの研究もしていて、いつか戦いたい。今から気合を入れてやっていきたいので、過酷なアメリカ修行になる」
引用:https://efight.jp/news-20240221_1468335?utm_source=ise&utm_medium=ise&ref=ise#goog_rewarded
【UFC】に参戦するなら多分フライ級と言った真意はわかりません。もしかすると、フライ級で挑戦したのちにバンタム級に上げるのかもしれませんね。
【UFC】の階級:バンタム級とフライ級の体重差
まず、階級が違うとはどういう事か説明します。ひと言で、体重差です。
【UFC】のバンタム級は135lbs (61.2kg)、フライ級の体重は125lbs (56.7kg)で、約5kgの差があります。
一般的に総合格闘技の世界では、階級が違えば体型、体格、戦術スタイルも変わると言われています。体重を5kg落とすことは、そこまで難しい事ではないですが、筋肉を維持したまま5kg減量するのは、大変です。日本では恵まれている体格の朝倉海選手も、世界中からファイターが集まる【UFC】ではこれと言って有利な点はありません。
朝倉海はバンタム級向き
朝倉海選手は、爆発的な打撃力とスピードを武器にしています。プロ戦績での勝利パターンは、主にKOまたはTKOが多いです。打撃で相手を圧倒した勝利を多く挙げています。
【UFC】バンタム級のトップファイターの多くも、ボクシング、ムエタイ、キックボクシングなどの立ち技で高い技術を持っています。そのため、打撃のコンビネーションで相手を圧倒し、KOまたはTKOで勝利するケースが多いです。以上のことから、打撃力が持ち味の一つである朝倉海選手はバンタム級向きですね。
朝倉海ファンはバンタム級派
朝倉海選手のファンの間では、バンタム級での挑戦をみたい派がフライ級より多いですね。
MMAアンケートの結果📝
朝倉海がUFCに挑戦する場合
①どの階級で見たい?フライorバンタム?
②初戦は誰と見たい?相手については母数が少ないが以下のような結果に👇#UFC #RIZIN #朝倉海 pic.twitter.com/MOq15BG0Lb
— Fight Memory | ファイトメモリー (@FightsMemory) February 10, 2024
朝倉海がUFCへ参戦するならどっちの階級で見たい?
— しょー (-1.1) (@CuRo1rO) February 20, 2024
2024年2月20日のアメリカ老舗MMA誌『MMA FIGHTING』で、最新のバンタム級ランキングが発表され、朝倉海選手は世界15位にランクイン。その影響もあってか、ファンの間ではバンタム級を望む声の方がフライ級より多いです。
ただ、本人の発言やこれから発表されるであろう【UFC】との契約で、どの階級に参戦するかは未定です。
朝倉海UFCバンタム級の対戦相手の候補者3名
現在渡米中の朝倉海選手。2022年に【UFC】と契約したフライ級の平良達郎選手が契約後、初戦までは約3か月。2月、遅くても3月に【UFC】との契約が発表されるとしたら、5月か、6月には【UFC】デビューが予想されます。
朝倉海選手の場合、初戦からランカーとの対戦も可能性大。そこで、現【UFC】ランカーで5月・6月に試合が組めそうな選手を3名ピックアップしました。
候補1:ドミニク・クルーズ
ランキング11位
出身:アメリカ
スタンス:オーソドックス
年齢:38歳
身長:172.7cm
体重:61.2kg
リーチ:172.7cm
戦績:24勝4敗
初代UFCバンタム級王者だが、近年は怪我によりタイトルを失う。2023年は試合なしで、最後に試合をしたのも2022年8月。
年齢的、体力的にも引退が近いのではないか?ランキング入りをキープするには、そろそろ試合をしたい。朝倉海選手からすると、全盛期ではないにしろ初代バンタム級王者と対戦というのは華々しい試合になりそう。
候補2:ジョナサン・マルチネス
ランキング10位
出身:アメリカ
スタンス:サウスポー
年齢:29歳
身長:172.7cm
体重:61.2kg
リーチ:177.8cm
戦績:19勝4敗
*有効打が50%越の技術ある選手。立ち技が81%、KO率50%
打撃技術がある選手なので、朝倉海選手と対戦するといい試合になるのではないかと思う選手。個人的には3人の中で、一番対戦をみてみたい。最後の試合は2023年10月14日で、現在3連勝中。
候補3:ロブ・フォント
ランキング9位
出身:アメリカ
スタンス:オーソドックス
年齢:36歳
身長:172.7cm
体重:61.2kg
リーチ:181.6cm
戦績:20勝8敗
2連敗中なので、次の試合の勝敗結果次第では引退もありそうな選手。後がない選手の迫力は計り知れないので、朝倉海選手のデビュー戦の相手なら面白い試合が観れそう。最後の試合は2023年12月2日で、現バンタム級ランキング8位のフィゲイレードに判定負け。
まとめ
朝倉海選手の【UFC】階級は、まだ未定です。
本人は " 多分フライ級 ” と発言していましが、RIZINバンダム級の王者でもあり、バンタム級参戦の可能性もあります。その中で、ファンはバンタム級で勝負する姿を熱望しています。仮に、朝倉海選手の【UFC】階級がバンタム級となった場合、現ランカーで対戦が実現しそうな選手は3人。
- ランキング11位 ドミニク・クルーズ選手
- ランキング10位 ジョナサン・マルチネス選手
- ランキング9位 ロブ・フォント選手
ランキングは2024年2月22日時点のものです
近くに発表される【UFC】との契約内容が楽しみですね。
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