いよいよ、2024年5月6日(月)に開催される【井上尚弥 vs ネリ】。試合前から、話題豊富で、2か月も待てない!という人は多いのですよね。
絶対的な王者の井上尚弥が、負ける気配は全くないです。が、ネリは負けてもファイトマネーをもらえるのか?この記事では、ファイトマネーの仕組みをご紹介します。
井上尚弥にファイトマネー負けても、もらえる?
ボクシングの試合では、ファイトマネーは勝敗に関係なくもらえます。つまり、ネリは負けてもファイトマネーをもらうことができます。
基本的に、ファイトマネーはもらえる額が試合前に決まっています。ただ、試合によって、勝者と敗者で受け取る金額が違う可能性もあります。
そのほか、勝者には別途ボーナスがあったり、車がもらえたりすることもあるみたいです。
渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 ぶっちゃけチャンネル
元世界チャンピオンの畑山隆則さんが、ファイトマネーが試合結果に関係ないことを言ってます。
ネリはファイトマネーなし?の真相
今回はわずかな体重超過でも「やりません。それは公言します。(ドーピングでも)やらない」と言い切った。
その場合はファイトマネーも支払わないかと問われると「当然ですよね」と返答。
引用:東スポ
この発言で、負けたらファイトマネーが、支払われないかと思った人もいるかもしれません。
しかしこれは、ネリが試合前に体重超過もしくはドーピングがあった場合のこと。試合を開催するに際して、当たり前の条件ですよね。ネリの過去の経歴を考えれば、万が一試合ができなくなるようなことは、絶対避けたいので、このような発言になったと思われます。
ファイトマネーの仕組み
ファイトマネーとは、どのような仕組みなのでしょうか。
【入場料(チケット)・広告料・放映権】ー 【公式戦認定料・会場使用料・諸経費】→ プロモーターが決める
日本では、ファイトマネーの上限33%を所属ジム(マネージャー)に支払うことになっています。
タイトルマッチの場合は、王者と挑戦者で金額が大きく異なることがある。さらに、体重超過・ドーピング・契約違反の場合はファイトマネーの没収や減額もあります。
亀田興毅がプロデュースする、ボクシングイベントでは、スポンサーを集めることによって、ファイトマネーを相場の倍額に現金で支給する取り組みも始まっています。
引用:PR TIMES
ファイトマネーなぜ高い?
SNSでは、ファイトマネーが高いという声もあります。
しかし、日本はトップクラスの選手でも、世界と比べるとまだ安い。
ファイトマネーの高さ=選手の人気・知名度
人気がある選手ならスポンサーが増える。例えば、井上尚弥はプロ戦績無敗。快進撃が続ければ、試合ごとに注目度はあがります。
そうすると、試合を観たいという人も増える。試合会場に行けなくても、いまはネット配信という形で視聴できる選択肢が増えました。
そこで、さらにPPVが興行収入増加に繋がり、ファイトマネーも高くなりつつあります。
まとめ
ボクシングのファイトマネーは、負けたらもらえないと思っている人もいます。しかし、負けてもファイトマネーはもらえます。なぜなら試合前に、ファイトマネーは決められているからです。そのため、勝敗に関係なくもらえます。
ただ、ファイトマネーの仕組みに関しては、今後スポンサーを集める興行ができれば変わっていくでしょう。ファイトマネーは、選手の人気度や知名度によって差があります。今後、さらにボクシングの人気が高まれば、ファイトマネーも増えるはずです。