2024年2月24日(土)にボクシングのトリプルタイトルマッチが、開催されることを知っていましたか?
井上拓真選手、中谷潤人選手、田中恒成選手。それぞれ王座をかけてこの試合で勝利を目指します。
井上尚弥とか天心とかが出ないだけでこんなにもボクシングの試合の情報って入ってこないもん?
明後日井上拓真なの今知ったわ。— がっちゃん (@agamasa_) February 22, 2024
いま、世界一を決めるはずのチャンピオン戦の試合でさえ、テレビ放送がないです。
実力を備えている選手の試合をテレビ放送しないというのは、その競技の将来にも関わってきます。それに、普段そこまでボクシングに興味がなくても「井上尚弥選手の試合は見てみたい」など人気選手の試合をなんとなく見たい人はいますよね?
この記事を読めば、なぜボクシングがテレビ放送しない3つの理由【放映権の高騰・動画配信サービスとPPV・競技人口の減少】と、タイトルマッチをテレビ以外で見る方法がわかります。
Contents
ボクシング テレビ放送しない3つの理由:放映権の高騰
まず、ボクシング テレビ放送しない理由の1つに、試合の放映権の高騰が一番の理由にあげられます。
破格のファイトマネーで高騰した放映権料をテレビ局が負担しきれなくなった経緯がある。
引用:https://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20220605-OYT1T50216/
『破格のファイトマネー』と言われていますが、世界的に見ると日本人選手の試合は安すぎる破格のファイトマネーです。
2023年のアメリカ経済誌「Forbes」のアスリート長者番付リスト。第5位に入った、プロボクサーのサウル・アルバレス選手の年俸は、110ミリオンドル(日本円で約165億)。その内訳は、本業のボクシングだけで100ミリオンドル(日本円で約150億)です。
引用:https://www.forbes.com/lists/athletes/?sh=2f8ed6295b7e
引用:https://www.forbes.com/profile/canelo-alvarez/?list=athletes&sh=2bf389e15a8d
世界では高額ファイトマネーの事もありますが、国内のテレビ局はスポンサーを募って、ボクシングを放送するほどの力がなくなってきたということです。
ボクシング テレビ放送しない3つの理由:動画配信サービス・PPV
テレビ放送の代わりに、動画配信サービスでボクシングの試合が放送されることが最近では一般的になりつつあります。
人気のある選手。選手こそが、コンテンツになる場合は、独占配信で試合を見ることができます。
特に国内でも圧倒的人気の井上尚弥選手の試合は、NTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で見れます。
国内の動画配信サービスだけでも他に
- Netflix
- Disney +
- ABEMA
- Amazon プライムビデオ
- U-NEXT
と、あります。
動画配信サービスは、視聴料で資金を集められるので、放映権の高騰にも関わらず、ボクシングの試合放送を配信できます。【独占配信】もしくは【PPV(ペイ・パー・ビュー】で、試合を確実にみたい視聴者は、試合をみるようになりました。このように、試合をみる選択肢がテレビ放送だけではなくなったことが、ボクシング テレビ放送しない2つ目の理由です。
ボクシング テレビ放送しない3つの理由:競技人口の減少
ボクシング テレビ放送しない3つの理由、3つ目は競技人口です。突然ですが、競技人口が1番多いスポーツって、何だと思いますか?
日本で第1位は、サッカーで約91.9万人。ボクシングは、ランキング外です。
引用:https://magazine.tr.mufg.jp/90680
10年前のデータですが、JBC 日本ボクシングコミッションによると、
2014年のプロ選手は2,403名
競技人口の規模がそのまま、人気に反映するとは一概に言えません。しかし、競技人口が少ないと活躍する選手の母数も多くないです。さらに、その競技自体に興味がある人数(視聴者)も、制限されてしまいます。
競技人口の減少が人気があまりないと判断され、ボクシングをテレビ放送しない理由になりました。
まとめ
この記事では、なぜボクシングがテレビ放送しない3つの理由を紹介しました。
- 放映権の高騰
- 動画配信サービスとPPV(ペイ・パー・ビュー)
- 競技人口の減少
最後に2024年2月24日(土)に開催される、Amazon Prime Video Presents LIVE Boxing 7の登録は下から。
テレビ放送はありませんが、トリプルタイトルマッチが開催されるのは滅多にないチャンスなので、この機会をお見逃しなく!